活動について
▼自立のために必要なもの
わたしたちHome for Hopeでは子どもたちの背景やフィリピン社会の状況を踏まえ、自立のためには以下の3つが不可欠だと考えます。
① 支え合える人間関係…さまざまな壁にぶつかる社会の中で互いに支え合える人間関係
② 社会に出ていく自信…小さなコミュニティから出て「社会の中でもやっていける」という自信
③ リアリティのあるビジョン…理想の夢ではなく、リアリティを持って描く卒業後の進路
▼3ステップで自立を目指す!
Home for Hopeではそれぞれの年齢や状況に合わせて3段階の活動を実施しています。
ステップ1 自立支援トレーニング
<内容>
その1:自身の将来について考えるセミナーの実施
その2:レストランや福祉施設などでの職業体験
その3:屋台経営トレーニング
<ねらい>
セミナーでは、自立した生活のため+社会の中で働くために必要な知識や心がけを学びます。また社会に出るために必要なことを理解したうえで卒業後の進路を描いていきます。
職業体験では、人と向き合う仕事を通して「自分に必要なこと」や「社会」への理解を深めます。
屋台経営では、ビジネスに挑戦することで目標達成に向けて働くことの「難しさ」や「責任」と向き合います。また目標を達成することや仲間と一緒に課題解決をすることで、成功体験を得て「社会へ出ていく」自信をつけていきます。
ステップ2 進路サポート
<内容>
その1:高校卒業後の進路相談
その2:奨学金支援
その3:就職支援
<ねらい>
自立支援トレーニングを実践しながら同時に進路相談を定期的に行います。また大学進学希望者には奨学金支援をして、将来の可能性を伸ばしていきます。
高校卒業後に就職を希望する人には企業を紹介するなど就職の支援をしていきます。
ステップ3 アフターサポート
<内容>
進学及び就職後の相談会、トレーニングを一緒に受けたメンバーとの同窓会の実施
<ねらい>
大学に進学したり就職したらそれで終わりではなく、大学卒業や安定して働き自立していけることを目指してサポートしてっきます。
一緒にセミナーやトレーニングを受けた仲間同士で就職後もともに相談し、支え合える関係性を構築します。
<その他>
・全体を通して代表が10年以上フィリピンに関わってきたつながりを活かし地元の企業や団体、現地の人たちと協働して事業を行う。
・貧困地域出身の子や施設出身者など参加者に多様性をもたせることでよりグループダイナミックスを強くする。互いに切磋琢磨する関係性を目指す。
・子どもだけでなく必要に応じて青年(18歳以上)も参加者に交える。
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